19日夜、三重県津市のJR名松線で、駅にあったディーゼル車両が無人のまま8.5キロ走っていたことが分かりました。この場所では3年前にも同じような事故が起きています。 「夜中に名松線が走っているのかと思った。踏切の音は聞こえなかった」(沿線の人) 19日夜10時過ぎ、三重県津市白山町のJR東海「名松線」家城駅で、車両を入れ換える準備をしていた運転士から「5分間ほど目を離したらディーゼル車両がなくなった」と司令室から連絡がありました。 車両はおよそ8.5キロ離れたところで見つかり、途中、3つの駅を通過していました。けが人はいませんでしたが、JR東海によりますと、この車両はエンジンを切るとブレーキがかかる仕組みになっていますが、エンジンは切られていませんでした。 この家城駅では、3年前の2006年8月にも車両が無人のまま走る事故が起きています。 「管理が悪いのではないかと思います。一度だけならともかく、何度でも」(沿線の人) JR東海広報部では、「3年前と同種の事故を起こしたことは、誠に遺憾で再発防止に努めたい」とコメントしていますが、今のところ、事故の状況について記者会見を開く予定はないということです。(20日11:31)
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