18日に集中回答日を迎える春闘の労使交渉でトヨタ自動車は、ベースアップは要求額の4000円を大幅に下まわるゼロで、ボーナスも満額割れで妥協する見通しとなりました。 トヨタ自動車の労働組合は、今年の春闘でベースアップにあたる賃金改善分で月額4000円、ボーナスの「5か月分の賃金+20万」を要求していました。 組合側は、物価の高騰で賃金が目減りしたと賃上げを求めましたが、経営側は、厳しい経営状況を理由に定期昇給も困難と迫り、結局ベースアップゼロで妥協する見通しです。トヨタがベースアップを見送るのは4年ぶりです。 また、ボーナスについては当初経営側は先行きが見えない中、冬の分まで決められないとしていましたが、結局、夏冬合わせて妥結する見通しとなり、「5か月+10万円」となり、要求額を10万円下回りました。労使双方が、回答日の18日、正式に発表します。(17日23:55)
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