大型で非常に強い台風4号は、沖縄本島全域を暴風域に巻き込みながら北に向かっています。沖縄では、全ての交通機関がストップするなど、影響が出ています。
大型で非常に強い台風4号は、13日午前9時には那覇市の南南西およそ30キロの海上にあると推測されていて、1時間に20キロの速さで北に進んでいます。
13日午前8時14分には、那覇市で7月としては観測史上最も強い、最大瞬間風速56.3メートルを観測しました。
この台風4号の影響ですが、空の便は始発から全て欠航です。沖縄都市モノレールや路線バスも始発から全便運休しており、沖縄本島地方と離島周辺の公立の小・中・高校が臨時休校となっています。また、那覇市などで停電が2万9900世帯となっています。
このほか、うるま市では屋根に登り台風対策をしていた男性が転落し骨折するなど、4人がけがを負っています。
今後、台風4号は昼過ぎにかけて本島地方に最も接近すると見られており、9時半現在、本島南部の一部が台風の目に入っています。今後も十分な警戒が必要です。(13日09:47)