消費者のクルマ離れや景気の悪化でガソリンの販売が落ち込む中、石油元売り最大手の新日本石油と、6位の新日鉱ホールディングスが、経営統合することを決めました。 新日本石油と新日鉱ホールディングスは、4日午前、臨時の取締役会を開き、持ち株会社を設立して経営統合することを正式に決めました。両社が統合すると売上高は13兆円を超え、世界8位の巨大石油会社が誕生することになります。 また、両社が「エネオス」と「ジョモ」のブランドでそれぞれ展開するガソリンスタンドの数は、合わせると全国で1万3000か所になります。 消費者のクルマ離れや景気の悪化でガソリンの需要は減少傾向が続いているため、経営統合をきっかけに、今後、ガソリンスタンドの整理統合が加速する可能性もあります。(04日10:54)