麻生総理は、アメリカ・ワシントンで開かれる金融危機対策のための緊急首脳会合、いわゆる金融サミットに出席するため、13日夜、羽田空港を出発しました。
「これまで我々がやった経験というものをきちんと提示して、みんなのお役に立てるようにしたい」(麻生首相)
現地時間の14日から開かれる金融サミットで、麻生総理は、1990年代の金融危機を乗り切った日本の経験を紹介するとともに、国際協調体制の構築や会計基準の見直し、格付け会社の規制のあり方などについて問題提起することにしています。
また、今回の金融危機で複数の国が支援を求めているIMF=国際通貨基金に対し、必要に応じて、日本の外貨準備の一部から最大で10兆円程度の資金を貸し出す用意があることも提案する見通しです。(14日05:01)