群馬、福島など4県にまたがる尾瀬国立公園が24日、山開きを迎え、福島県側の登山口である檜枝岐村で式典が行われた。
山小屋によると、霧で覆われた天候や震災の影響もあり、初日の登山客は例年より少なめだという。
標高約1400メートルにある群馬県側の尾瀬ヶ原では雪解けが進み、草地が顔を出し始めている。霧が立ちこめたこの日、雪解け水がつくる池塘の水面や白い残雪が混然一体となって湿原に不思議な模様を描き出した。ミズバショウが咲き始めた場所もあり、登山客は清らかな姿を観察しながら散策を楽しんでいた。
尾瀬国立公園の土地の約4割は東京電力が所有し、環境保護のため年間約2億円を拠出している。東電群馬支店によると、原発事故の賠償費捻出などのため、今年度の拠出は、木道の補修費など最小限に抑えることになるという。
实用单词解析:
◆残雪 (ざんせつ):残雪.
◆観察 (かんさつ):[事物・現象を]观察;[状態を]仔细察看.
◆ 賠償(ばいしょう):赔偿.