工場や学校などに設置されている電動式の防火シャッターに不具合が見つかり、製造した三和シヤッター工業が無料で修理を行うと発表しました。
不具合が見つかったのは、三和シヤッターが製造し全国の工場や倉庫、学校などに設置されている電動式防火シャッターで、ブレーキが誤ってかかり閉めている途中で停止するトラブルが、これまでに6件報告されています。
急降下を停止する装置の中で部品が接触して、削り取られた金属片がブレーキにはさまることが原因だということです。
報告された6件は、日常の使用の中で起きましたが、火災の時に誤作動が起きれば防火シャッターの機能を果たさなくなります。
このため、製造した三和シヤッターは、全国およそ3800カ所に設置されている防火シャッター1万1千台余りを無料で修理・交換すると発表しました。(22日20:42)