ひったくりや空き巣など、近所での犯罪の発生状況が一目で分かる東京の「犯罪発生マップ」が、23日から警視庁のホームページで公開されます。
警視庁の「犯罪発生マップ」は去年1年間に東京都内で発生した「ひったくり」や「空き巣」、そして暴行・傷害などといった「粗暴犯」の件数をもとに、地図上に発生密度が色分けされています。
最大の特徴は、500メートル四方のエリアごとに、犯罪の発生件数の増減を棒グラフで見ることができる点です。警視庁がこれまで作成してきた犯罪マップに比べ、最も細かい地域まで表示され、自分の住んでいる町内の治安状況も一目で確認できます。
例えば、去年1年間でひったくり事件が最も多く発生したのは世田谷区の290件。また、空き巣などの侵入盗が最も多かったのは杉並区で、1418件でした。
この「犯罪発生マップ」は23日から警視庁のホームページで公開され、情報は1年ごとに更新されます。(22日19:22)