週明け20日のニューヨーク株式市場は、先週から続いている好調な企業決算などを受け、景気回復への期待から値上がりし、ダウ平均株価は8848ドル15セントと、およそ半年振りの高値で取引を終えました。
週明け20日のニューヨーク株式市場は、先週から発表されているアメリカ企業の4月から6月期の決算が好調なことから、今週から来週にかけてピークを迎える企業決算の多くが市場予想を上回るとの見方が広がり、買いが優勢となりました。
また、多くの中小企業への融資を手がけるアメリカのノンバンク大手「CIT」の破綻が回避されるとの報道を受け、信用不安が和らいだことも株価を押し上げる要因となりました。
結局、この日のダウ平均株価の終値は、先週末より104ドル21セント高い8848ドル15セントと、今年1月6日以来の高値をつけて取引を終えました。
市場関係者の1人は「まだ景気回復とまでは言えないが、投資家が景気に対して前向きになってきている」と話しています。(21日07:20)
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