日本語の文法入門
<大先生と生徒(管理人)の会話> 生 徒:「何処何処へ」の「へ」や、「何何は」の「は」は、どうして 「え」や「わ」と書かずに「へ」や「は」と書くんですか? 大先生:これは、恐らく文語体が関係あります。 元々、日本語には英語の「ア」みたいに、今よりもう少し微妙 な発音が多く、ご存じとの通り、表記すると「ゐ」や「ゑ」と いう音も使用されておりました。 これが、S61.7.1 内閣告示「改定現代仮名遣い」(当然、 もっと前からありましたが)によると「ゐ→い」や「ゑ→え」 に統一されたようです。 考えてみれば、当時発音されてた微妙な音の違いなんて、 「テープレコーダー」なんかなかった訳ですから、判る訳ない ですよね(笑)。 また、この内閣告示には、慣例を重視しながら(結局は「歴 史的自然形成」か?)以下のように規定しております。 ・助詞の「は(発音わ)」は、「は」と書く。 ・助詞の「へ(発音え)」は、「へ」と書く。 以上2点から、類推するに、「微妙な音は難しいからまとめ ちゃえ..でも、みんなが書き言葉として使ってるものは面倒 だからそのままね。」というところではないでしょうか。 生 徒:「通り」は「トオリ」、「応用」は「オ... [ 查看全文 ]日本語の文法入門的相关文章