『日语学习』社会:「復興焼きそば」にかける思い
気仙地域では、津波で水産業も壊滅的な被害を受けました。漁船も養殖施設も失った漁師たちが、復興に向けて歩み出した第一歩、それは「焼きそば」でした。全てを失った海の男たち。慣れない手つきで作っているのは焼きそばです。「(Q.本格的に作るのは?)実は初めてです」おととしオープンした「牡蠣小屋」。ここでは、地元で取れた新鮮なカキを食べ放題で提供していました。カキの養殖再開には4、5年はかかります。今、出来ることを・・・。海の男たちは、残った鉄板ひとつで復興への道を歩み出しました。その名も「復興焼きそば」。合言葉は「頑張ろう気仙」。「ここどこだって感じ」(カキ養殖業船本敬史さん)津波で壊滅的な打撃を受けた岩手県の沿岸部「気仙地域」。船本敬史さん(51)は、大船渡市で24年間、カキの養殖を営んでいました。「ここ俺の場所だったんですよ。言葉が出なくて、がく然としただけ」(カキ養殖業船本敬史さん)死者と行方不明者は合わせて517人。多くの漁船や養殖用のいかだも全て流されました。「こっちはもっと大変だろうと思って持ってきた」(盛岡から来たなじみの客)この日、盛岡からなじみ客が訪ねてきました。トラックの荷台には、いっぱいの支援物資。米や野菜など、なかなか手に入ら... [ 查看全文 ]『日语学习』社会:「復興焼きそば」にかける思い的相关文章