マレーシア南部の高速道路で、ツアーに参加していた日本人の観光客らが乗ったバスが横転し、男性1人が死亡しました。
事故があったのは、マレーシア南部・ジョホールバル近郊の高速道路です。ツアーを主催した旅行会社によりますと、11日午後2時半頃、雨のためスリップした前の車を避けようとして、観光バスが急ブレーキをかけたところ横転し、ガードレールを突き破って道路下の沼地に落ちました。
バスには、マレーシア人の運転手とガイドのほか、日本人の観光客13人と添乗員1人が乗っていましたが、この事故で、ツアーに参加していた長野県の83歳の男性が死亡しました。一緒に参加していた男性の妻を含む11人が軽いけがをしたほか、添乗員の女性が重傷で現地の病院に入院したということです。
ツアーは、8日に日本を出発し、マレーシアの古都マラッカなどを6日間かけてまわる予定でした。(12日02:44)