プロレス団体に所属し、レスラーとしてデビューしたばかりの会社員の男性が、練習中に首を強く打ち死亡していたことがわかりました。警視庁は、業務上過失致死の疑いもあるとみて調べています。 この事故は今年10月、東京・江東区の格闘技ホールで起きたもので、プロレス団体に所属する神奈川県の会社員、由利大輔さん(25)が練習中に首を強く打ち、6日後に死亡しました。 調べによりますと、由利さんは団体の代表(30)に肩車された上で、コーナーから別のレスラー(36)がジャンプして体を床に叩き落とされる「ダブルインパクト」と呼ばれる技をかけられ、頭から落下しました。 所属団体などによりますと、由利さんは会社員をしながら今年8月にレスラーとしてデビューしたばかりで、「ダブルインパクト」という技を受けたことはありませんでした。警視庁は、業務上過失致死の疑いもあるとみて慎重に調べています。(24日11:31)