麻生内閣の支持率、異例の急落です。麻生内閣を支持できるとする人が先月より20ポイント以上落ち込み、2割台前半になったことがJNNの世論調査で分かりました。 調査は御覧の方法で、この土日に行いました。 麻生内閣を「支持できる」と答えた人は、先月より23ポイント余り減って23.9%。「支持できない」と答えた人は、先月より24ポイント余り増えて75.2%でした。 この数字は、わずか1年で政権を放り出した福田内閣の最も低い支持率とほぼ同じ水準です。 また、麻生総理と民主党・小沢代表のどちらが総理大臣にふさわしいかという質問では、これまで30ポイント以上差をつけられていた小沢氏が逆転し、麻生総理31%、小沢氏33%でした。 麻生総理の問題発言についても聞きました。麻生総理が「医者には社会的常識が欠落している人が多い」などと発言したことについて、総理大臣として「ふさわしいと思わない」と答えた人が9割に上りました。 経済政策では、麻生総理が追加経済対策の裏付けとなる今年度の第二次補正予算案の提出を来年の通常国会に先送りしたことについて、「評価しない」と答えた人が82%に上りました。また、世界的な金融危機の中、71%の人が麻生総理の現在の経済政策を「適切でない」と答えました。 政党支持率は、自民党が前回調査に引き続きトップだったものの、2ポイント近く減らしたのに対して、民主党は3ポイント以上増やしました。(08日05:41)