7日朝、JR横須賀線がトラブルのため、3時間以上に渡って一部区間でストップし、乗客が一時、車内に閉じ込められました。 JR鶴見駅です。通勤時間帯を直撃した横須賀線電車のトラブルで、駅周辺は電車を待つ人や、バスなど代わりの輸送手段に乗り換える人などで、3時間以上にわたって混乱しました。 「電車が動かないからって降ろされた」 (どれくらい待った?) 「1時間半くらいですかね」 「乗っていたのが弱冷房車だったので、暑くてまいって座り込んでいる人もいた」 「疲れました。これから仕事です」 (仕事間に合いますか?) 「間に合いません」(電車に閉じ込められた乗客は) 7日午前6時50分頃、JR横須賀線上り線の横浜駅から新川崎に向かっていた車両が、鶴見駅付近を通過したところで何らかの理由でブレーキがかかり、そのまま動かなくなりました。 このあと横浜駅と新川崎駅の間で後続の2つの電車が立ち往生するなど、3つの電車であわせておよそ1万人が車内に閉じ込められました。 乗車率160パーセントという混雑した電車の中で多くの乗客が2時間近くも待たされ、気分が悪くなるなどして、救急車で病院に運ばれる人も相次ぎました。 このトラブルの影響で、横須賀線の上下線、京浜東北線・根岸線の大船駅~蒲田駅間の上下線などが、3時間20分にわたって運転を見合わせ、およそ35万人に影響が出ました。電車は、午前10時10分過ぎに運転を再開しています。現在、JR東日本ではトラブルの原因など調べています。(07日11:30)