金融危機の影響が広がる中、中国では生活防衛のためにインターネット上の店「ネットショップ」を開く人が増えています。 周宝華さんは、少しでも生活費の足しにしようと、先月からネットショップを始めました。 周さんがインターネット上で売っているのは、子供服。金融危機の影響で、夫の給料が2割も下がったことが、ネットショップを開いたきっかけでした。 「ネットショップは家賃がいらないから、開店資金がほとんどかかりません。しかも実際の店のように商品を全部並べる必要もありません」(周宝華さん) 知り合いの業者を通じて、出来るだけ安く仕入れるなど、さらなる経費削減の工夫も怠りません。すでに夫の給料のカット分と同じくらいの利益を上げているということです。 「自分の給料が高くないうえに、子育てにとてもお金がかかるので、妻のネットショップを応援しています」(周さんの夫) 金融危機以降、中国では個人のネットショップの開店が急増しています。主婦のほか、就職先が見つからない大学生や失業者も参入。周さんが使っている運営サイトでは、新規の利用者が前の年に比べておよそ60%も増えたと言います。 金融危機をきっかけに生まれた「新たなビジネスチャンス」。果たして、景気回復の起爆剤となるのでしょうか。(19日14:05)
下载地址:点这 里下载-> 点击这里下载原文视频