パレスチナ自治区ガザへの攻撃を巡って、イスラエル軍は部隊の撤退を進めています。20日のアメリカ・オバマ大統領就任までには撤退を完了させる見通しです。 子ども500人以上を含む1300人以上が死亡したイスラエル軍のガザ攻撃については、国連などが「戦争犯罪」の疑いがあるとして独立調査を提案しています。 イスラエル軍はガザからの撤退を始めていますが、イスラエルの有力紙は「20日のオバマ次期大統領の就任式までにすべての部隊を撤収させる」との見通しを伝えています。 ブッシュ政権はイスラエルの軍事行動を事実上容認してきましたが、新たにスタートするオバマ政権に配慮を示す狙いがあるものとみられています。(20日11:15)