埼玉県杉戸町の居酒屋で先月、店主の女性が殺害された事件で、警察は、客として来店した45歳の男を逮捕しました。
強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、埼玉県宮代町の土木作業員、佐藤英紀容疑者(45)です。
佐藤容疑者は先月、杉戸町にある居酒屋の店内で、店主の牧内和子さん(65)の顔や頭などを殴ったうえ、首を絞めて殺害し、牧内さんの財布から現金数万円を奪った疑いが持たれています。
佐藤容疑者は客として店を訪れていて、犯行の際、店内には2人しかいなかったということです。
発見時、牧内さんの胸には包丁が刺さったままの状態で、佐藤容疑者が殺害に及んだ後、刺したものとみられています。
警察の調べに対し、佐藤容疑者は「30代の女性との交際をなじられ、かっとなってやった。金を盗むために殺したのではない」と供述しているということです。(15日02:47)