進展なく中断した6か国協議について、北朝鮮が、エネルギー支援の完了後に、核計画の検証方法について交渉に応じる姿勢を示していることがわかりました。 「北朝鮮は(米朝が事前に)書面や口頭で了解した内容を否定してはいない。ただ今は検証方法で合意したくないということだ」(ヒル国務次官補) ヒル国務次官補は16日の講演で、核計画の検証方法について、北朝鮮が核施設無能力化の見返りとなる重油支援が完了した後に、新たに交渉に応じる姿勢を示していると述べました。 しかし、アメリカとしては、検証方法で協議に応じない限り、エネルギー支援の完了は難しいとしています。また、重油の日本負担分の肩代わりについても、協議が中断している状態での実現は難しいとの認識を示しました。(17日11:07)