東京・葛飾区で寝たきりの父親を数十回殴り死亡させたとして、44歳の息子が警視庁に逮捕されました。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、東京・葛飾区の無職、加藤竹司容疑者(44)です。 調べによりますと、加藤容疑者は21日午後7時半ごろ、父親の加藤光男さん(73)の頭や腰などを数十回、殴る蹴るの暴行を繰り返し、死亡させた疑いがもたれています。 光男さんは寝たきりの状態で話すこともできず、事件の3日ほど前からは食事もとれない状態だったということです。 加藤容疑者は両親と3人暮らしだったということで、警視庁の調べに対し「父親を病院に連れて行こうとしたが断られた。父親がいつも使っている座椅子をひっくり返していたのを見て腹が立った」と供述しているということです。(23日15:43)