全国の私立の高校で授業料を滞納している生徒の割合が、去年3月末の時点と比べ、3倍に増えていることが明らかになりました。 これは文部科学省の依頼を受け、日本私立中学高等学校連合会が全国1321の私立の高校を対象に調査したものです。 それによりますと、去年12月末時点、全生徒数91万人余りのうち、2.7%にあたる2万4000人余りが授業料を滞納しています。これは去年3月末の0.9%と比べて3倍の増加となっています。また、北海道や東北、九州地区が、滞納している生徒の割合が高いという結果が出ました。 これについて塩谷文部科学大臣は、「現在の厳しい経済状況を反映したもの」として、都道府県が実施している授業料減免制度に新たな補助をするなど、支援策を考えていきたいと述べました。(10日14:14)
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