東京の小学校の男性教諭が、男子児童の全裸の写真を他人に提供したとして逮捕された事件です。逮捕された教諭は、問題発覚後に勤務先の小学校から自宅謹慎処分を受けた翌日にも、インターネットの掲示板に子どもの遺体の写真を載せていたとみられることが新たに分かりました。
この事件は、東京・羽村市の小学校に勤務する渡辺敏郎容疑者(33)が、男子児童の裸の写真を自分のホームページを見た男性2人に提供したとして逮捕されたものです。
渡辺容疑者は、自分のホームページに交通事故で死亡した子どもたちの生前の写真を無断で転載。亡くなった子どもらを揶揄するようなコメントを載せていました。
その後の警視庁の調べで、渡辺容疑者はこのインタビューを受けた後の去年12月2日、インターネットの掲示板に「三度の飯より子どもの死体」というハンドルネームで、子どもの遺体写真を載せていたとみられることが分かりました。
一連の問題が発覚し、渡辺容疑者が勤務先の小学校から自宅謹慎処分を受けた翌日のことでした。渡辺容疑者は「自分の性癖だ」と容疑を認めていますが、警視庁は渡辺容疑者がこうした行為を始めた時期や、詳しい動機などについても追及する方針です。(08日10:47)